トランプ大統領、相次ぐ拘束移民の子どもの死は「民主党のせい」
このニュースをシェア
【12月30日 AFP】米メキシコ国境の壁建設予算をめぐる与野党対立で米政府機関の一部閉鎖が2週目に突入する中、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は29日、今月に入ってから米当局の拘束下に置かれた移民の子ども2人が相次いで死亡した責任は民主党にあると批判した。
米国境では、親族らと共に不法に国境を越えて米国側に入国し、国境警備隊によって拘束されたグアテマラ人の7歳と8歳の子どもが、体調を崩してそれぞれ8日と25日に死亡。ソーシャルメディアなどで怒りの声が巻き起こっている。
これについて、トランプ氏はツイッター(Twitter)への投稿で「子どもたちをはじめとする国境における人々の死は、厳密に言って民主党と彼らの感傷的で誤った移民政策に責任がある。そのせいで、われわれの国に不法に入国できると考えた人たちが長い旅路を歩いてやってくる。だが彼らは入国できない。もしも国境に壁があったなら、彼らは米国に来ようなどとは全くしなかったはずだ!」と、民主党を非難した。(c)AFP/Brian KNOWLTON