【12月26日 AFP】フランスの首都パリの主要空港、シャルル・ドゴール空港（Charles de Gaulle airport）で26日、銃の模造品を所持した2人組によって、ターミナルが一時パニックに陥った。2人は直後に逮捕されたという。捜査に近い情報筋が明らかにした。

　騒ぎは午前8時30分（日本時間同日午後4時30分）に空港の第2ターミナルで発生。利用客はその後45分ほど避難を強いられた。


　情報筋によると、利用客の一人が、武器の入ったケースを所持するフランス語話者ではない大人2人が目撃されたと注意を呼び掛けた。すると「人々が銃を目にし、第2ターミナルで波のようなパニックが起きた」という。

　警察筋によると、警察が2人の身柄を拘束。駆け付けた爆発物処理班が現場に放置されたバッグの処理に当たった。

　銃は競技向けの「エアソフト」と呼ばれる拳銃の模造品とみられているが、空港の関係筋によると、仏空港当局は2人が「武装」目的で模造品を所持していたとみているという。(c)AFP