【12月21日 AFP】米国立衛生統計センター(National Center for Health StatisticsNCHS)が20日に発表した報告書によると、米国人の平均身長がここ20年でわずかに低下したことが分かった。平均体重は増加傾向にあるという。

 報告書は20歳以上の全米男女4万7000人以上を対象に行われた身体検査の結果を基に作成。米国では肥満人口の増大が問題となっており、全人口の40%が肥満であると考えられているが、報告書では詳しい原因については言及されていない。

 報告書によると2015~2016年度の米国人男性の平均体重は89.8キロで、1999~2000年度の86キロから増加。また、1999年には74キロだった米国人女性の平均体重も2017年に77キロまで増加した。

 一方、1999年に175.6センチだった米国人男性の平均身長は、2015年では175.4センチに低下。米国人女性の平均身長も、1999年から同じく2ミリほど低くなっているという。(c)AFP