40歳になったパッキャオ、防衛戦前に「体は25歳のような感覚」
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【12月18日 AFP】ボクシング、WBA世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)は17日、40歳の誕生日パーティーを開き、エイドリアン・ブローナー(Adrien Broner、米国)との防衛戦を控える中で今まで以上に「強く、速くなっている」と明かした。
ボクシング界の伝説的存在であるパッキャオが、故郷ジェネラルサントス(General Santos)のショッピングモールを貸し切って開催した豪華パーティーには、同国のロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領や著名人ら多くのゲストが集まり、抽選で車やピックアップトラック、 電化製品を当てた人もいた。
パッキャオは「強く、速くなっていると感じる。そして神の恵みにより、40歳になってより賢くなったと同時に、体は25歳のような感覚だ」と話し、来月19日に米ラスベガスで行われるブローナー戦を楽しみにしていると話した。「まだこれが最高ではない。まだ最高のマニー・パッキャオを誰も見ていない」
1995年からの選手キャリアで通算60勝(39KO)7敗2分けの戦績を誇るパッキャオは、2016年に引退を撤回してから現役を続けており、7月のルーカス・マティセ(Lucas Matthysse、アルゼンチン)戦でタイトルを奪った。
前人未到の8階級制覇を果たしているパッキャオにとって今回のブローナー戦は、フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)との再戦に向けた足掛かりになる可能性があるとみられている。2015年に行われた「世紀の一戦」では、判定の末にパッキャオが敗れている。(c)AFP