【12月18日 AFP】インド、ムンバイの病院で17日火災があり、当局によれば少なくとも6人が死亡、100人余りが負傷した。インドでは火災が多く、防火体制への懸念が改めて高まっている。

 火災は午後4時(日本時間午後7時半)ごろ、市内アンデリ(Andheri)地区の北側にある政府系病院「ESICカムガール(ESIC Kamgar)」で発生。市の災害対策当局によると、6人が死亡したほか、150人前後の患者、医師、看護師らが救助された。出火原因は現在のところ不明。

 インドでは安全基準に不備があることや規定の順守が徹底されていないことが原因で、失火が頻発している。金融中心地のムンバイには人口が密集し、そうした火災が特に多い。(c)AFP