フランス、発砲事件で警戒レベル引き上げ 犯人は29歳の男か
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【12月12日 AFP】(更新)フランスのクリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)内相は12日未明、東部ストラスブールのクリスマス市で前日に起きた発砲事件を受けて、警戒レベルを「差し迫った攻撃」に引き上げたと発表した。
引き上げに伴い、政府は国境管理を強化するほか、模倣犯を未然に防ぐため国内のすべてのクリスマス市を対象に監視を厳しくする。
事件では11日夜、クリスマス市の買い物客らに向けて男が発砲。少なくとも3人が死亡し、12人が負傷した。男は現場から逃走し、警察が行方を追っている。
治安当局筋はAFPに、容疑者は同市の29歳の男とみられると明らかにした。「シェリフ(Cherif)」という名のこの男は殺人未遂容疑で捜査対象となっており、12日朝に逮捕されることになっていた。
事件を受けてエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は12日未明に緊急会議を開き、対応を協議した。(c)AFP