高知沖の米軍機墜落、不明兵士の捜索打ち切り 死者6人に
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【12月11日 AFP】米軍岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が高知県沖で接触、墜落した事故で、在日米軍は11日、行方不明となっていた隊員5人は死亡したものとみなし、捜索を打ち切ったと発表した。
高知県・室戸岬沖約100キロの地点で6日早朝に発生した事故では当時、FA18戦闘攻撃機には2人、KC130空中給油機には5人が搭乗していたが、11日の発表により死亡した海兵隊員は6人となった。1人は、事故後に救出されている。
米海兵隊第3海兵遠征軍(3rd Marine Expeditionary Force)司令官のエリック・スミス(Eric Smith)中将は声明で「(不明となっていた)兵士の救出にはあらゆる手が尽くされた。米国、日本、オーストラリアの部隊は並々ならぬ努力と共に無私無欲の米兵たちの捜索にあたった。このことが、家族の慰めとなるよう望む」と述べた。
事故直後には、2機は海上での給油訓練中に接触して墜落したと伝えられていたが、米軍は墜落原因は未確認だとし、事故当時の状況については現在も捜査中だと発表している。(c)AFP