空き缶義足のシリア少女、新しい義足で避難民キャンプを歩行
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【12月10日 AFP】先天性四肢障害のため生まれつき下肢がなく、空き缶を利用した手作りの義足でシリアの避難民キャンプを歩いていたマヤ・メルヒ(Maya Merhi)さん(8)が、トルコでの治療を終え、真新しい義足で歩いている。
マヤさんは、以前はプラスチック製の管材と空き缶を利用した手作りの義足でキャンプ内を苦労して歩き回らなければならなかった。
だが今年6月、AFPが撮影したものも含め、マヤさんの様子を捉えた画像が世界中で反響を呼び、その後トルコ赤新月社(Turkish Red Crescent)の支援でイスタンブールに移送され、人生を激変させる処置を受けることになった。
シリアに戻ったマヤさんは8日、セルジッラ(Serjilla)避難民キャンプで、わだちのある路上を初めて歩行。また、ゲームやダンスをする他の子どもたちへの仲間入りも果たした。(c)AFP/Aaref Wata