【12月14日 Xinhua News】中国の総合自動車サービス大手である国機自動車股份有限公司がこのほど発表した「中国輸入車市場発展研究報告書(2018~2019)」によると、2018年は国産車生産・販売の成長率低下が続いており、全体業績は年初予想をやや下回るという。中証網が伝えた。

 乗用車生産・販売の成長率が前年より明らかに鈍化し、販売店ではプレッシャーが増している。商用車の成長率は2017年よりやや低下した。関税改定の影響を受け、中国の輸入車市場では需要・供給とも低下する現象が起き、業界の在庫が大幅に変動、市場構造の大幅な調整が起こる特性がみられた。報告では、並行輸入車市場は明らかに下落すると予測。多国籍自動車メーカーに対して、客観的に中国市場環境を分析し、2019年の販売目標を合理的に設定するようアドバイスしている。(c)Xinhua News/AFPBB News