ロマチェンコ、「年寄り」パッキャオには興味なし 目先の統一戦に集中
発信地:ニューヨーク/米国
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【12月8日 AFP】ボクシング、WBA世界ライト級王者のワシル・ロマチェンコ(Vasyl Lomachenko、ウクライナ)は、8日に行われるWBO世界ライト級王者ホセ・ペドラサ(Jose Pedraza、プエルトリコ)戦で王座統一を果たし、また新たな歴史を刻んでいくことに意欲を燃やしている。
通算戦績11勝1敗(9KO)で3階級制覇を果たしているロマチェンコは、ペドラサとの一戦について「夢をかなえるための手段」としており、「目標に向けた次のステップで、このファイトを終えたら自分の夢に少し近づけると考えている」と話した。
この日行われた前日計量で、ロマチェンコが134.4パウンド(60.96キロ)だったのに対し、ペドラサは134.2パウンド(60.87キロ)を記録。タイトル統一に成功すれば、ロマチェンコは無敗王者のマイキー・ガルシア(Mikey Garcia、米国)と激突する道が開かれることになる。
ロマチェンコはまた、フィリピンの英雄マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)に関しては、どの階級であろうと対戦相手としては考えておらず、6日に行われたニューヨークでの会見で「自分と肩を並べる優秀なファイターは大勢いる」「パッキャオを軽視するつもりはないが、彼はもう年寄りでキャリアは終わっている。彼を倒してボクシング界のレジェンドになりたいとは思わない」と語っていた。(c)AFP