イラン南東部で自爆攻撃 2人死亡、重傷の一般市民も
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【12月6日 AFP】イラン南東部の湾岸都市チャバハル(Chabahar)にある警察施設付近で6日、自爆攻撃が発生し、最新の公式情報によると、少なくとも2人が死亡、複数が負傷したという。
チャバハルはシスタンバルチスタン(Sistan-Baluchestan)州に位置する。同市市長によると、周辺の店舗の店主らや通行人が多数重傷を負い、女性や子どもも含まれるという。
同州治安当局幹部は「テロリストらはチャバハルの警察施設に侵入しようとしたが、警備らに阻止され、車両に積んだ爆弾を爆発させた」と説明。実行犯らの人数は明言していない。
シスタンバルチスタン州は、隣接するパキスタンを拠点とするバルーチ人(Baluchi) の分離独立派と、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派とが、国境を越えて同教シーア派(Shiite)の当局を標的にした攻撃を繰り返しており、長く情勢不安定となっている。(c)AFP