高知沖で米軍2機墜落 1人死亡 5人不明 訓練中に接触
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【12月6日 AFP】(更新、図解追加)米軍岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が6日午前2時ごろ、高知県沖で給油訓練中に接触、海上に墜落し、海兵隊員1人が死亡、5人が行方不明となっている。当局が明らかにした。
岩屋毅(Takeshi Iwaya)防衛相によると、2人を乗せたFA18と5人を乗せたKC130は、室戸岬から約100キロ沖に墜落した。米海兵隊第3海兵遠征軍(3rd Marine Expeditionary Force)の発表によれば、両機は当時「定期訓練」を行っていた。
自衛隊と米軍当局は、乗組員2人が発見されたと発表。海兵隊は6日夜、うち1人の容体は良好なものの、もう1人は死亡が確認されたことを明らかにした。
岩屋防衛相は、行方不明となっている5人について「日米で協力し、捜索・救助に全力を尽くしたいと思う」「一刻も早く全員が無事に救助されることを願っている」と表明。捜索のため、自衛隊が航空機9機と船舶3隻を現場に派遣したと明らかにした。またこれとは別に、海上保安庁は救助活動支援のため、船舶6隻と航空機1機を派遣した。(c)AFP