クマ襲撃か、母親と生後10か月の女児死亡 カナダ
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【11月29日 AFP】カナダ・ユーコン(Yukon)準州の当局は28日、ハイイログマ(グリズリー)に襲われたとみられる母親と生後10か月の女児が死亡したと明らかにした。
死亡したのはバレリ・セオレ(Valerie Theoret)さん(37)と娘のアデル(Adele)ちゃんで、アイナソン湖(Einarson Lake)そばの小屋から散歩に出たところクマに襲われたとみられている。
アイナソン湖はユーコン唯一の町であるホワイトホース(Whitehorse)から北東400キロに位置し、2人の遺体は小屋からそれほど離れていない場所でアデルちゃんの父親によって発見された。
父親はその際、母娘を襲ったとみられるクマと遭遇し、その場で射殺した。
王立カナダ騎馬警察(Royal Canadian Mounted Police)と検視官は、2人の死因がクマによる襲撃とみて調査を進めていると発表した。
親子3人はセオレさんが産休の間、湖近くの小屋に滞在していたという。(c)AFP