バーニー・サンダース氏、20年米大統領選出馬に「脈あり」
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【11月27日 AFP】2016年の米大統領選で民主党の指名候補を目指していたバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員(77)が米誌「ニューヨーク(New York)」とのインタビューで、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を打ち負かすために最適な候補は自分だとなれば、2020年大統領選への立候補もあり得ると語った。
サンダース氏は16年大統領選の民主党予備選で異例の選挙戦を展開。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官に敗れ、民主党大統領候補の座は譲ったが、サンダース氏が民主党候補だったらトランプ氏に勝てたはずだと信じるサンダース氏支持者は少なくない。
国民皆保険制度や最低賃金15ドル(約1700円)への引き上げを主張するサンダース氏の政治的立場は、ポピュリズム的なリベラルと広くみなされている。
実際に、こうした政策メッセージを効果的に米国民に伝えられる人物が、サンダース氏以外にいるだろうか? サンダース氏はニューヨーク誌に「どのような理由であれ、私よりも良い仕事ができそうな人物がいれば、私は彼、もしくは彼女が大統領選で勝利するために一肌脱ぐつもりだ」と述べ、さらに「ドナルド・トランプを打ち負かす最適な候補は私だということになれば、自分が出馬するかもしれない」と付け加えた。
2020年の次期米大統領選までには、まだ101週間もある。だが慣例では、候補者の多くは大統領選前年の早いうちに出馬の意向を明らかにする。(c)AFP