チェルノブイリのゴーストタウンでアート、防護服で鑑賞
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【11月27日 AFP】1986年に史上最悪の原発事故を起こしたチェルノブイリ(Chernobyl)原子力発電所周辺の立ち入り禁止区域内にあるゴーストタウンと化した町プリピャチ(Pripyat)に、巨大なデジタル彫刻が登場した。国際アートプロジェクト「Artefact」の一環で、22日は防護服を着て鑑賞する人々の姿が見られた。
会場には、グラミー賞候補にもなったフランスの音楽プロデューサー、クリストフ・エティエ(Christophe Hetier)氏が、「Artefact」の主催者で、ウクライナのメディアアーティスト、ラスベット(Rassvet)氏と共同で制作した彫刻のテーマ曲が流された。この曲は、プロジェクトチームがプリピャチで録音した「チェルノブイリの音」を用いている。(c)AFP