絶滅危惧種キリン、ケニアで初の個体数回復計画が発足
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【11月26日 AFP】ケニアの首都ナイロビ郊外にあるナイロビ国立公園(Nairobi National Park)で、キリンの個体数回復を目的とした国内初の行動計画の発足式が開かれ、同国のナジブ・バララ(Najib Balala)観光・野生生物相らが出席した。
行動計画の陣頭指揮を執るのはケニア野生動物公社(Kenya Wildlife Service、KWS)。ケニアにはアフリカに生息するキリンの36%がいるが、その数は主に密猟を理由に1970年代と比べおよそ67%減少しているという。
2016年12月、キリンは国際自然保護連合(IUCN)が定める野生動植物の絶滅危機の度合いを示すレッドリスト(Red List)で「危急種(Vulnerable)」に指定された。(c)AFP