ローチ氏がパッキャオのトレーナー就任を了承か、米誌報じる
このニュースをシェア
【11月22日 AFP】ボクシングで豊富な指導経験を持つトレーナーのフレディ・ローチ(Freddie Roach)氏が、来年1月に予定されているエイドリアン・ブローナー(Adrien Broner、米国)との試合でマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)と再びタッグを組むことになったと、21日に米誌「スポーツ・イラストレイテッド(Sports Illustrated)」が報じた。
同誌はローチ氏からのテキストメッセージを引用し、同氏が20日の深夜にパッキャオと話し合いを行い、再び手を組むことに合意したと伝えた。
ローチ氏は「マニーは直接連絡してきた」と明かしたという。「われわれは一対一で向き合い、私は(来年)1月19日に彼のコーナーに立つことになった」
パッキャオは2017年に行われたジェフ・ホーン(Jeff Horn、オーストラリア)との一戦に敗れると、15年にわたり続けてきたローチ氏との関係を突如解消した。
ローチ氏はパッキャオから解雇されたことに当惑し、パッキャオがブローナー戦で自身を再びトレーナーとして雇うことを考えていると19日に明かした際には不意の出来事に驚いたという。
その時点では、両者は2017年以降は言葉を交わしていなかったとみられている。ローチ氏は20日、「私がマニーと直接連絡を取ったことは一度もない」と話している。
「マニーから連絡をもらうまではアクションを取らない。15年の間、私とマニーは父と子のような関係を続けてきた。もし彼が電話をかけられないのであれば、この取引は成立しない」
米ロサンゼルスで行われた記者会見に参加したパッキャオは同日、練習での主な指導任務はボボイ・フェルナンデス(Restituto“Buboy”Fernandez)氏に任せ、ローチ氏には「スーパーバイザー」としての仕事をこなしてほしいとコメントしていた。(c)AFP