【11月22日 AFP】フランス東部で21日、9歳の男の子が死亡し、暴行が原因と疑われている事件をめぐり、男の子の親族ら4人が逮捕された。宿題をすることを拒否したことが暴行の理由とみられている。検察当局が明らかにした。

 男の子は9月17日、同国東部のミュルーズ(Mulhouse)にある自宅で死亡した。これに関連し、男の子の母親、姉(20)、兄(19)、この兄の恋人の女が拘束された。母親は男の子が死亡した時に自宅にいなかったが、取り調べのため逮捕されたという。

 死亡時の状況は今のところ不明だが、検察によれば、男の子は宿題をすることを拒んだために、ひどくたたかれたとみられる。検視結果によると、たたかれたことが死因となった可能性が高いという。

 男の子の姉、兄、兄の恋人が救急隊を呼んだが、蘇生はかなわなかった。(c)AFP