【11月19日 AFP】2018-19スキージャンプW杯は18日、ポーランドのヴィスワ(Wisla)で男子個人開幕戦が行われ、ロシアのエフゲニー・クリモフ(Evgeniy Klimov)がW杯初勝利を飾った。小林陵侑(Ryoyu Kobayashi)が3位で表彰台に立った。

 昨季は年間65位だった24歳のクリモフは、2回目に131.5メートルのジャンプを飛び、シュテファン・ライエ(Stephan Leyhe、ドイツ)と6.7ポイント差で優勝した。

 2月の平昌冬季五輪で、個人2種目でトップ10入りした小林も健闘。255.6点を記録し、昨季のW杯総合王者で、ジャンプ週間(Vierschanzentournee)も制している地元期待のカミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)に0.3点差で競り勝ち、表彰台入りを果たした。

 とはいえストフも、総合連覇を目指すシーズンの開幕戦としては、4位は悪くない結果だった。(c)AFP