「受胎から誕生まで」、D・ハーストの巨大像14基披露 カタール病院
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【11月19日 AFP】英国のアーティスト、ダミアン・ハースト(Damien Hirst)氏が手掛けた受胎から誕生までをリアルに表現した巨大なブロンズ像14基が、注目を集めている。胎児が子宮内で発育し、誕生するまでの過程を表現したもので、生まれたばかりの裸の赤ん坊の像は、高さ14メートルに達する。
「Miraculous Journey(奇跡の旅)」と名付けられたこの大規模なインスタレーションは、カタールの首都ドーハで先週、正式に開業した女性と子どものための病院、シドラ・メディシン・ホスピタル(Sidra Medicine Hospital)の敷地内に設置されている。2013年10月に披露されたが、その後最近まで、いったん公開が停止されていた。
総工費80億ドル(約9000億円)をかけた病院には、国際的に活躍するアーティストや、カタールなどアラブ諸国出身のアーティストの全65作品が展示されているが、中でもハースト氏の作品は最も注目を集めている。(c)AFP/David HARDING