【11月16日 AFP】内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」は15日、創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏が米国で訴追されたと発表した。アサンジ氏は2010年、米国の機密文書の大量公開に関わった。

 ウィキリークスによると、アサンジ氏の訴追は伏せられていたものの、検察当局が無関係の裁判文書に誤って記載し、その事実が偶然明らかになったという。

 アサンジ氏の訴追内容については、現時点では分かっていない。

 ウィキリークスはツイッター(Twitter)で「スクープ:バージニア州東部地区連邦地方裁判所の無関係の裁判でコピーペーストのミスがあり、米司法省はウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジの非公表の訴追(あるいは仮の訴追請求状)を『誤って』公にした」と発表した。

 正式には依然未発表のアサンジ氏訴追については、別件で文書を作成していたケレン・ドワイヤー(Kellen Dwyer)連邦検事補が発見。これを受けてドワイヤー検事補は、同文書を公開しないよう判事に要請していた。(c)AFP