米FDA、電子たばこ販売規制案発表 若者の喫煙率急増受け
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【11月16日 AFP】米食品医薬品局(FDA)は15日、電子たばこ販売に対する厳しい規制案を発表した。全米を対象とした最新の調査結果で、若者の電子たばこの喫煙率が1年で78%急増し、その3分の2がフルーツなど風味(フレーバー)付き電子たばこを吸っていることが明らかになったのを受けた動き。
発表された規制案では、風味付き電子たばこのインターネット上での販売を禁止し店頭での販売のみとする他、メンソール風味のたばこと風味付き葉巻の販売の禁止などが盛り込まれている。
規制の変更に関し来年6月までパブリックコメント(意見公募)期間が設けられる。
FDAのスコット・ゴットリーブ(Scott Gottlieb)長官は最新の「全米若年者たばこ調査(National Youth Tobacco Survey)」に言及し、この調査結果は「良心を揺さぶる」と語った。
同氏は「2017年から2018年の1年間で高校生の電子たばこ喫煙率は78%上昇、中学生でも48%上昇している」と説明。「この上昇は止めなければならない。私は子どもたちの世代を決して電子たばこでニコチン中毒にさせない」と強調した。(c)AFP/Kerry SHERIDAN