【11月15日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)でコレラが流行している問題で、世界保健機関(WHO)は14日、今年初頭からの死者数が857人に達したと発表した。

 コンゴのWHO事務局によると、医療機関で記録されたコレラの症例数は2万5170件となっている。

 コレラは同国全26州のうち21州で発生しており、症例が最も多いのは中部の東カサイ(East Kasai)とロマミ(Lomami)、東部の南キブ(South Kivu)、タンガニーカ(Tanganyika)、上カタンガ(Upper Katanga)の各州。

 2017年の同国のコレラ症例数は5万5000件、死者数は1190人だった。

 現在コンゴでは北東部の北キブ(North Kivu)、イトゥリ(Ituri)の両州でエボラ出血熱も流行しており、今年8月以降212人が死亡している。(c)AFP