トランプ氏、北のミサイル基地は「把握済み」 問題視せず
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【11月14日 AFP】北朝鮮に未公表のミサイル基地が13か所存在するとの米著名シンクタンクの報告書をめぐり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は13日、米国はこれら基地の存在を認識しているとして、問題視しない姿勢を示した。
トランプ氏はツイッター(Twitter)に「われわれは論じられている基地のことは十分把握している。新しいものは何もない。通常とは異なることは何も起きていない」と投稿。「状況が悪化したら私が真っ先に知らせるつもりだ!」と述べた。
首都ワシントンの著名シンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)の研究者らは12日、衛星画像から北朝鮮が公表していないミサイル基地13か所が明らかになったとの報告書を発表した。
トランプ氏は、CSISの報告書について報じた米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の記事を、「不正確」な「フェイク(偽)ニュース」だと評した。
韓国政府もこれに先立ち、問題のミサイル基地は以前から存在が知られているとして、報告書の内容を重視しない立場を表明していた。(c)AFP