【11月11日 AFP】オーストラリア西部パース(Perth)近郊で11日、サーフィンをしていた男性がサメに襲われて脚をかまれたと、当局が明らかにした。オーストラリアのビーチでは直近の2か月間にサメによる襲撃が5件も発生しており、1人が死亡している。

 漁業関係者がAFPに語ったところによると、11日朝に20代のサーファー男性がサメに襲われたのは、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州パースの南に位置するピラミッド・ビーチ(Pyramids Beach)。

 陸から一部始終を目撃していたダミアン・ベイカー(Damian Baker)さんは豪ニュースサイト「WAトゥデー(WA Today)」に、沖合でサーフィンをしていた男性2人のそばをサケの大群が通過すると、すぐにサメ警報が鳴り響いたと説明。1人の男性がサメに襲われ、ふくらはぎを2、3ヵ所かまれていたという。

 ライフセーバーによると、サメにかまれた男性は自力で岩の上にはい上がり、その後、病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 州当局もサメの種類は未確認としたうえで、サメによる襲撃があったと声明で発表した。(c)AFP