【11月9日 CNS】霜降の時期を迎えた中国・遼寧省(Liaoning)大連金普新区(Dalian Jinpu New Area)の黄海(Yellow Sea)、渤海(Bohai Sea)海域では、天然ナマコの収穫が始まり、地元漁民は海中での収穫と出荷作業に追われている。

 大連沿岸区域で生産されたナマコは、現地で「寧刺身」という名前で呼ばれており、渤海の鹿鳴島(Lumingdao)海域は「寧刺身」の主要生産地の一つだ。

 今年のナマコの生産量は約15トン。現地海域の水深など生態環境が良くナマコの成長に適しているため、同海域で採れたナマコは肉厚で食感が良いのが特徴だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News