【11月4日 AFP】米ツイッター(Twitter)は3日、今月6日の米中間選挙を前に、偽情報を拡散しようとした「一連のアカウント」を削除したと述べた。メディアの報道ではアカウント数千件が削除されたと伝えられている。

 ツイッターはAFPに対し「自動化された方法で虚偽の情報を拡散しようとした一連のアカウントについて、わが社のポリシーに違反しているため削除した」と認めた。だが削除したアカウント数には言及しなかった。同社はまた、各州の選挙管理当局や共和・民主両党の選挙関係者、国土安全保障省向けに通信ラインを設けたと述べた。

 報道によると、削除されたアカウントの多くでは、民主党員を装い、有権者に6日の中間選挙で投票を見合わせるよう促す投稿があったという。

 米CNNテレビの報道によると、民主党議会選挙対策委員会(DCCC)がこれらのアカウントについてツイッターに通報し、アカウントは9月下旬から10月初旬に削除された。

 ツイッターはロシアによる2016年の米大統領選介入疑惑を受けここ数か月、同社のプラットフォーム上の会話を操作しようとする自動アカウントや偽アカウントを削除する取り組みを続けていた。(c)AFP