グーグル親会社、セクハラ疑惑で幹部退職 女性社員ストとの報道も
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【11月1日 AFP】米グーグル(Google)を傘下に持つアルファベット(Alphabet)は10月31日、性的嫌がらせ(セクシュアルハラスメント)疑惑が浮上した同社幹部1人が退職したと発表した。グーグルをめぐっては社内のセクハラへの対応について批判が高まっており、女性社員たちが11月1日に抗議の意味を込めてストライキに突入するとも報じられている。
退職が明らかになったのはアルファベットの研究部門「X」の責任者リッチ・ドバウル(Rich DeVaul)氏。同社はドバウル氏が10月30日に社を去ったと明らかにしたものの、詳しい詳細については言及を避けた。
ツイッター(Twitter)上では先月31日、「真の改革のためグーグルでストライキを」という意味の名前のアカウントが立ち上がり、グーグルの従業員らがストライキに入るとの投稿があった。
投稿ではさらに、性的不品行の報告やセクハラの問題解決に関する手続きの改善や、男女間の賃金と機会の均等に会社が取り組むよう求める内容の文言もあった。
グーグルのスンダル・ピチャイ(Sundar Pichai)最高経営責任者(CEO)は従業員送ったメールで、多くの従業員から職場における不適切な行動について聞いていると明かし、「過去にあった行為と従業員に与えた苦痛について心から申し訳なく思っている」と謝罪した。
グーグルは先週、ピチャイ氏が従業員に送ったメールを公表し、同社が過去2年間、セクハラを理由に幹部13人を含む48人を解雇したと明らかにした。(c)AFP