【11月1日 AFP】(更新、写真追加)インドネシアの格安航空会社(LCC)ライオン航空(Lion Air)が運航するボーイング(Boeing)の新型旅客機「737MAX」が墜落した事故で、同国の運輸省航空総局(NTSC)は1日、ブラックボックス1つを発見・回収したと発表した。

 当局によると、回収されたのは飛行情報を記録したフライトレコーダーで、操縦室の音声を記録したボイスレコーダーは現在も捜索中という。

 またインドネシア国家捜索救助庁のムハンマド・シャウギ(Muhammad Syaugi)長官は1日夜、機体の捜索を行っている潜水チームが着陸装置の一部を発見したと発表した。さらにそれとは別に、「ここ数日で見つかったものよりも大きい機体の一部を複数発見した」という。

 ライオン航空機は先月29日、乗客乗員189人を乗せてジャカルタを離陸した直後、同国北部沖に墜落した。生存者は確認されておらず、これまで見つかったのは遺体の一部のみとなっている。(c)AFP