CNNに新たな不審小包、米南部で押収 計15個に
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【10月30日 AFP】米民主党の著名政治家やドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の批判者に対して相次いで爆発物が送付された事件で、CNNテレビ宛ての不審な小包が29日、南部ジョージア州アトランタ(Atlanta)の郵便局で新たに見つかった。CNNが明らかにした。
今回の小包が爆発装置であることが確認されれば、爆弾小包としては全体で15個目、CNNに送付されたものでは3個目となる。
事件では、フロリダ州在住のシーザー・セイアク(Cesar Sayoc)容疑者が26日に逮捕され、パイプ爆弾13個を送付した罪について29日に同州の裁判所で審問を受ける予定。米当局は、まだ配送途中の小包が残されている可能性があるとして警戒を呼び掛けていた。
セイアク容疑者は熱心なトランプ支持者で、知人によると過激思想を持ち、トランプ氏支持や反リベラルを示すステッカーで覆われたワゴン車に住んでいたとされる。
これまで爆弾小包が送付された人物にはバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領や、2016年大統領選でトランプ氏と対立する民主党候補だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官が含まれている。(c)AFP