記者殺害の容疑者らはサウジで起訴、同外相が見解
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【10月27日 AFP】トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館内でジャーナリストのジャマル・カショギ(Jamal Khashoggi)氏が殺害された事件をめぐり、サウジ外相は27日、トルコ政府から引き渡しを要求されている容疑者らは、このまま同国で起訴されることになるとの見解を示した。
バーレーンの首都マナマで開催された地域の防衛問題を協議する国際会議で、サウジのアデル・ジュベイル(Adel al-Jubeir)外相は引き渡しの問題について言及。「容疑者個々人はサウジ国民だ。サウジで拘束されており、取り調べもサウジで行われている。起訴もサウジで行われることになるだろう」と述べた。
トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は26日、同国当局がカショギ氏殺害に関与したとみているサウジ人容疑者18人の引き渡しを要求していた。(c)AFP