エリザベス英女王が飼育の愛犬コーギー、最後の1頭が死ぬ
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【10月27日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II、92)が飼育する最後のコーギーが、死んでいたことが分かった。
先のとがった耳が特徴的な小型犬のコーギーたちは、宮殿に常駐し、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の部屋から部屋へと女王の後に付き従い、公式写真にもたびたび登場していた。
だが英紙デーリー・メール(Daily Mail)の報道によると、女王自身が育てた最後のコーギーであるウィロー(Willow)が4月に死に、今度は王領地の元猟場番人が亡くなった際に引き取った、12歳のウィスパー(Whisper)が死んだという。女王は「深く悲しんでいる」と同紙は報じている。
一方、バッキンガム宮殿はコメントを拒否している。
英メディアは2015年、エリザベス女王が新たなコーギーを育てることをやめたと報じている。自身の死後に愛犬を置き去りにしないようにするためだという。
ただ女王は現在も、ダックスフントとコーギーをかけ合わせたドーギー2頭を飼育。
デーリー・メールによると、ドーギーのバルカン(Vulcan)とキャンディー(Candy)も、女王の日課にかなり精通しているという。(c)AFP