仏でまたもライオンの赤ちゃん発見、自動車修理工場従業員に事情聴取
このニュースをシェア
【10月27日 AFP】フランス南部マルセイユ(Marseille)の自動車修理工場で24日、雌ライオンの赤ちゃんが見つかった。フランス税関が26日、明らかにした。
【写真特集】AFPが撮影した世界のどうぶつパラダイス2018
ライオンの赤ちゃんは体重わずか数キロで、ペット用キャリーバッグに入れられていた。マルセイユ税関のブルーノ・アモン(Bruno Hamon)副局長によると、生後1~2か月とみられている。
税関当局はこの事件をめぐり、自動車修理工場の従業員を一時拘束した。この従業員は、前の飼い主が面倒を見切れないと話していたため、無断で連れて来たと供述したという。
税関の発表によると、ライオンの赤ちゃんは動物愛護団体SPAを経て、野生動物の保護を専門とするNGOに引き取られた。
フランスでは数日前にもパリ郊外のアパートで、生後6週間のライオンの赤ちゃんが見つかり、所有者の男(30)が逮捕される事件が起きている。(c)AFP