【10月26日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のレジェンド、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が25日、eスポーツのチーム・リキッド(Team Liquid)の親会社であるアクシアマティック(aXiomatic)に出資し、同競技への進出を果たした。

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 現役時代はシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)でNBA王者に6度輝き、現在はシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)のオーナーを務めるジョーダン氏は、急成長しているeスポーツの世界に初めの一歩を踏み出した。

 ジョーダン氏は今回アクシアマティックに共同出資した一人であり、もう一方はワシントンD.C.を拠点に活動する億万長者のデビッド・ルーベンスタイン(David Rubenstein)氏が所有する家族企業「デクラレーション・キャピタル(Declaration Capital)」であることが発表された。

 米経済誌フォーブス(Forbes)によれば、投資額は資金調達ラウンドの一部となる2600万ドル(約29億円)だという。

 アクシアマティックの投資家として、「ドリームチーム」と呼ばれた米国代表の元チームメートであるマジック・ジョンソン(Magic Johnson)氏の仲間入りを果たしたジョーダン氏は、「アクシアマティックへの投資によって、私のスポーツ株式投資を広げることができ興奮している。eスポーツは急成長しており、世界的な産業になっている。この偉大な投資グループと協力できることをうれしく思う」と話した。

 アクシアマティックは2016年、eスポーツの中で最も歴史が長く、最も人気があるチームの一つである「チーム・リキッド」の過半数株式を取得しており、同チームでは60人の選手たちが米ロサンゼルスとオランダを拠点としている。(c)AFP