フェデラーが準々決勝進出、スイス室内17連勝も内容に不満
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【10月26日 AFP】男子テニス、スイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2018)は25日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)はジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)に6-3、7-5で勝利し、同大会での連勝を17に伸ばした。
同大会で計8度の優勝経験を持つフェデラーは、エルネスツ・ガルビス(Ernests Gulbis、ラトビア)を7-6(7-4)、7-6(7-0)で下したジル・シモン(Gilles Simon、フランス)と準々決勝で対戦する。
フェデラーは第1セットの第3ゲームでブレークを許しており、試合後には自身のスロースタートについて不満を口にした。「うまく試合に入れていなかった。ここ最近はブレークされていない試合がない」「次の試合では改善しなければならない」
一方、第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-3、6-1でピーター・ゴヨブジク(Peter Gojowczyk、ドイツ)に圧勝し、8強入りを果たした。
チチパスは次戦、同世代の中で最も手強いライバルの一人であるダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)と顔を合わせる。メドベージェフは同日、アンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)を7-6(7-5)、6-2で下している。
第7シードのメドベージェフは、シドニー国際(2018 Sydney International)とウィンストンセーラム・オープン(Winston-Salem Open 2018)、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2018)で優勝し、今季は3勝をマーク。さらに、チチパスとは今シーズン2度対戦し、いずれも勝利を収めている。
前週のストックホルム・オープン(Intrum Stockholm Open 2018)でキャリア初優勝を飾った世界ランキング16位のチチパスは「最近は調子が良い」とした上で、「今、若い選手による競争はトップ選手たちのそれよりも激しくなっているかもしれない」「僕たちは皆、いつかトップに立ってやろうと思っているし、常に他の選手よりうまくなりたいと考えている」と続けた。
第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、世界ランキングで174位につける10代のアレクセイ・ポピリン(Alexei Popyrin、オーストラリア)を6-4、6-4で退けた。準々決勝では、ドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)を6-7(6-8)、6-3、6-3で下して勝ち上がってきた第8シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)と激突する。(c)AFP