ギリシャ沖でM6.8の地震、「死傷者が出た可能性低い」 USGS
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【10月26日 AFP】(更新)ギリシャ沖のイオニア海(Ionian Sea)で26日午前1時50分(日本時間同日午前7時50分)ごろ、マグニチュード(M)6.8の強い地震が発生した。人気観光地として知られるザキントス(Zakynthos、ザンテ)島でも揺れが感じられた。米地質調査所(USGS)が明らかにした。
震源はザキントス島の南沖で、震源の深さは16.6キロだった。
ザキントス島の中心街では停電が発生。消防当局によると、土砂崩れにより道路網に被害が出たが、これまでのところ住宅への被害報告はないという。
現地メディアの報道によると、ザキントス島近くの小さな島にある12世紀のビザンツ(Byzantine)帝国時代のモニュメントが深刻な被害を受けた。
USGSによると、M5.0の前震があったほか、複数の余震が起きている。死傷者が出た可能性は低いという。(c)AFP