【10月25日 AFP】米電気自動車（EV）メーカー、テスラ（Tesla）が24日発表した2018年7～9月期決算は、純損益が3億1150万ドル（約350億円）となった。前年同期の6億1937万ドル（約690億円）の赤字から黒字に転換した。量販車である新型セダン「モデル3（Model 3）」の需要がけん引した。

　イーロン・マスク（Elon Musk）最高責任者（CEO）は株主への書簡で、同期は「テスラにとって真に歴史的な四半期だった」とたたえた。

　同期の生産台数は週平均4300台と、マスク氏が少し前に設定した水準に近づいた。採算も改善し、マスク氏によるとモデル3の売上高総利益率は20％を超えた。

　売上高は約68億ドル（約7620億円）と前年同期の2倍超に膨らんだ。

　24日の米市場の時間外取引では決算が好感され、テスラ株は12％超上昇した。(c)AFP