エンゼルス新監督に49歳のオースマス氏、今季のGM補佐
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【10月22日 AFP】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)は21日、ブラッド・オースマス(Brad Ausmus)氏が新監督に就任すると発表した。
エンゼルスのゼネラルマネジャー(GM)を務めるビリー・エプラー(Billy Eppler)氏は、2000年からチームを率いて2002年にワールドシリーズ優勝に導いたマイク・ソーシア(Mike Scioscia)前監督の後任として、オースマス氏を指揮官に任命した。
エプラー氏は「ブラッドが持つ周囲との関係性やコミュニケーション能力、リーダーシップの才能、進化し続ける戦略や意思決定のための確率論的なアプローチに対する理解などから、彼にたどり着いた」と話している。
エンゼルスは80勝82敗と負け越し、4年連続、ここ9年では8度目となるプレーオフ進出を逃した今季、49歳のオースマス氏はエプラーGMの補佐を務めていた。
オースマス氏はサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)の経営部門で4年を過ごした後、2014年から2017年にかけデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)の監督を務め、その通算成績は314勝332敗だった。
オースマス氏は現役時代、パドレスやタイガース、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)、エンゼルスで捕手としてプレーし、ゴールデングラブ賞の獲得歴もある。2005年には、当時在籍していたアストロズのワールドシリーズ進出に貢献した。
一方でシンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)も新指揮官にデビッド・ベル(David Bell)氏を迎えることが決まった。
レッズは、父と祖父が同球団でプレーした経験を持つベル氏と、2022年までの1年延長オプションの付いた3年契約を結んでいる。
46歳のベル氏は昨季、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)で育成部門の副部長を務め、MLBで指揮を執るのはこれが初めてになる。
ベル氏の父親であるバディ(Buddy Bell)氏も昨年レッズのアドバイザーに就任しており、祖父も1950年代にレッズでプレーし、オールスターゲームに4度出場した外野手だった。(c)AFP