妊娠中の英メーガン妃、オセアニア歴訪中の公務削減へ
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【10月21日 AFP】夫のヘンリー英王子(Prince Harry)と共にオセアニア諸国を歴訪している、妊娠中のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)が、16日間の外遊日程における公務を減らすことになった。2人の公邸であるケンジントン宮殿(Kensington Palace)が21日、明らかにした。
王子夫妻は15日にオーストラリアに到着して以降、シドニーやメルボルン、干ばつの被災地ダボ(Dubbo)を訪れるなど、厳しいスケジュールをこなしてきた。
そうした中、ケンジントン宮殿は「これまでの多忙なスケジュールを経て、ヘンリー王子夫妻は歴訪日程が最終週および後半に入るのを前に、今後の数日間、メーガン妃の公務を多少減らすことに決めた」との声明を発表した。
20日にシドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)で行われた傷病兵らによる国際スポーツ大会「インビクタス・ゲームズ(Invictus Games)」の開会式とは違い、21日に行われた自転車競技のメダル授与式にはヘンリー王子だけが出席し、メーガン妃の姿はなかった。
豪ABCによると、メーガン妃はどこにいるのかと観客の一人に尋ねられたヘンリー王子は、「彼女は部屋で休んでいる」「妊娠は負担が大きいからね」と答えた。
その後、スコット・モリソン(Scott Morrison)豪首相との昼食会にはメーガン妃も出席。さらに夫妻そろって、シドニー湾(Sydney Harbour)で船上からセーリング競技も観戦した。
ヘンリー王子夫妻は22日、クイーンズランド(Queensland)州沖にある島のほとんどが砂でできている世界最大の砂の島フレーザー島(Fraser Island)を訪れた後、31日までフィジー、トンガ、ニュージーランドを歴訪する。(c)AFP