ロンドン中心部でEU離脱反対デモ 主催者発表で57万人参加
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【10月21日 AFP】英ロンドン中心部の議会議事堂ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)付近で20日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)に反対する大規模なデモ行進と集会が行われ、主催者発表で57万人が参加した。
詰めかけた人々はEU旗を振り、欧州の一員でなくなる未来を拒む意思を示した。デモはEU離脱をめぐる再度の国民投票を求め、政府に圧力をかける目的で行われた。警察は参加者数を発表していないが、主催者発表の通りなら、75万人が集まった2003年のイラク戦争反対デモの後としては最大のデモとなる。
宮殿付近の樹木に囲まれた広場では、カップに入った豆を振る舞うボランティアの姿も見られた。リバプールの大学生、ルーシー・ドゲット(Lucy Dogget)さんは、その脇を通り抜けながら「パーティーみたい」と語る一方、「これを最後に光が消えてしまうかもしれない」と懸念を示した。
ロンドンのサディク・カーン(Sadiq Khan)市長は、この日は「わが国のあらゆる場所、われわれの社会のあらゆる分野」が一体となった「われわれの民主主義における歴史的瞬間」になったと述べた。(c)AFP/Dmitry ZAKS