200年秘蔵だったマリー・アントワネットの宝飾品、競売を前に公開
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【10月20日 AFP】最後のフランス王妃マリー・アントワネット(Marie Antoinette)が所有していたダイヤモンドと真珠のペンダントやネックレスが、来月のオークションを前に英ロンドンで19日に披露された。これらの宝飾品は200年間、非公開だった。
競売大手サザビーズ(Sotheby's)のロンドン本社で披露されたマリー・アントワネットの宝飾品は、フランス革命中の1791年にひそかにパリから持ち出され、縁戚関係にあるイタリアのブルボン=パルマ(Bourbon-Parma)家が所有してきたもので、11月14日にスイスのジュネーブで開催されるサザビーズのオークションに出品される。
これに先立ち、フランス革命中の1793年10月に37歳で断頭台の露と消えた王妃マリー・アントワネットが所有していた品々10点などが、ロンドンで公開された。
今回の目玉となるのは、ダイヤモンドをあしらった天然真珠のペンダントで、評価額は100万~200万ドル(約1億1300万円~2億2500万円)とされる。
このほか、落札価格が20万~30万ドル(約2300万~3400万円)と予想されるダイヤと天然真珠の3連ネックレスや、天然真珠とダイヤのイヤリング、マリー・アントワネットの髪の毛を封入したダイヤの指輪、リボン形のダイヤのブローチなどが出品される。(c)AFP/Robin MILLARD