【10月19日 AFP】米海軍第7艦隊(7th Fleet)は19日、フィリピン海(Philippine Sea)を航行中の原子力空母ロナルド・レーガン(USS Ronald Reagan)の甲板にヘリコプターMH60シーホーク(Seahawk)が墜落したと明らかにした。負傷者が複数いるものの、いずれも命に別条はないという。

 第7艦隊は声明を発表し、負傷者は全員容体が安定しており、一部は診察のため離艦予定であるものの、命に関わるけがをした人はいないとしている。負傷者の具体的な人数は明らかにしなかった。

 MH60シーホークは19日朝、飛び立った直後に墜落し、事故の原因については現在調査が進められているという。

 ロナルド・レーガンは事故発生当時、フィリピン海で定期任務を行っていた。ただ、第7艦隊は同艦が現在も「完全に任務を遂行できる状態」にあるとしている。

 ロナルド・レーガンは太平洋全域で哨戒活動を実施しており、今年に入ってから米国の同盟国を安心させることを目的に係争海域の南シナ海(South China Sea)での航行も行った。(c)AFP