ロボットの国際大会、宅配や介護など実用性に焦点 東京
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【10月19日 AFP】東京・江東区で開催されているロボットの国際大会「ワールドロボットサミット(World Robot Summit)2018」では、宅配や買い物などができる実用的なロボットが集結している。
ZMPの宅配ロボット「CarriRo Delivery(キャリロデリバリー)」は、正面に愛きょうのある「目」が付いた、おもちゃのロンドンバスのようなロボットで、時速6キロで荷物を配達することができる。
また、トヨタ自動車(Toyota Motor)の生活支援ロボット(HSR)は、高齢者や障害者の家庭内での生活をサポートすることができる。さまざまな物を持ったり操作したりできる他、頭部に埋め込まれたインターネットに接続したスクリーンを通して、利用者を社会とつなぐ役割も果たす。
制御機器メーカーのオムロン(Omron)は、スーパーマーケットを滑らかに移動しながら、さまざまな品物をかごに入れるようプログラミングすることのできるロボットを展示している。
会場では、女優の黒柳徹子(Tetsuko Kuroyanagi)さんをモデルにしたロボットも展示されており、来場者の間で人気を集めている。(c)AFP/Karyn NISHIMURA-POUPEE