【10月18日 AFP】(更新、写真追加)オセアニア歴訪中のヘンリー英王子(Prince Harry)とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)は18日、オーストラリア第2の都市メルボルンを訪問し、数時間の短い滞在ながら数千人から熱狂的な大歓迎を受け、カンガルー肉料理を堪能した。

 オーストラリア滞在3日目、ヘンリー王子と妊娠中のメーガン妃はシドニーから空路でメルボルン入り。市内では渋滞に巻き込まれたものの、花束を手に旗を振る大勢の人々に出迎えられた。

「けさ4時からここにいます。8歳の頃からあなたが大好きです」と手書きした横断幕を握りしめて待っていた10代の少女が、感動のあまりヘンリー王子に抱きついて号泣する一幕も。ヘンリー王子も、「これが問題にならなければいいけど」とジョークを飛ばしながら少女を抱擁した。

 15日に第1子の妊娠を公表したメーガン妃には、赤ちゃんへの贈り物や花束がたくさん贈られた。5歳の男の子からは、恐竜の形のパスタを金色に染めて糸を通したお手製のネックレスがプレゼントされた。

 夫妻はビクトリア州のリンダ・デッソー(Linda Dessau)州総督と総督府で面会。その後、豪テレビ局チャンネル・ナイン(Channel Nine)によれば、先住民にシェフや調理師となるための指導を行っているレストランへ向かい、カンガルー肉のグリルやイノシシ料理を堪能したという。

 この後は学校を訪問し、ビーチへ赴くなど、目まぐるしいスケジュールをこなした。(c)AFP