トランプ氏、記者失踪でサウジを擁護 「無罪の証明まで有罪」に反対
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【10月17日 AFP】サウジアラビア人の著名記者ジャマル・カショギ(Jamal Khashoggi)氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館を訪れた後に行方不明になっている問題で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は16日、性的暴行疑惑で指名承認が難航したブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)米最高裁判事を引き合いに「無罪と証明されるまで有罪というのは好きじゃない」と述べ、サウジに対する国際的な非難に反発した。
AP通信(Associated Press)とのインタビューで語った。
トランプ氏は失踪したカショギ氏が殺害された疑惑について「これもまた、無実が証明されるまでは有罪という話になっている。私はそういうのが好きじゃない。カバノー判事の場合もそうだった。私に言わせれば彼は無罪だった」と主張。「起こったことを明らかにするのが先決だと思う」と述べた。
トランプ氏は同日のツイッター(Twitter)への投稿で、サウジのムハンマド・ビン・サルマン(Mohammed bin Salman)皇太子と電話で協議し、皇太子が「完全な」捜査を約束したと明らかにしていた。(c)AFP