【10月17日 AFP】サッカー国際親善試合が16日、各地で行われ、日本は南野拓実(Takumi Minamino)が2得点を挙げるなどW杯ロシア大会(2018 World Cup)8強のウルグアイとの打ち合いを4-3で制し、森保一(Hajime Moriyasu)体制になってからの戦績を3戦全勝とした。

 一方、12日に韓国に1-2で敗れたウルグアイのアジア遠征は2連敗に終わった。

 日本は10分に南野が素晴らしいターンから先制点を挙げると、その後ガストン・ペレイロ(Gaston Pereiro)のゴールで追いつかれたが、36分に中島翔哉(Shoya Nakajima)のシュートをウルグアイのGKフェルナンド・ムスレラ(Fernando Muslera)が弾いたところに大迫勇也(Yuya Osako)が詰め、前半を2-1でリードして折り返した。

 しかし57分、三浦弦太(Genta Miura)の不用意なバックパスからエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)に同点ゴールを許し、約6万人が駆け付けたスタジアムは沈黙に包まれた。それでも日本はその2分後、堂安律(Ritsu Doan)がゴール右隅に流し込んで再び勝ち越しに成功すると、66分には堂安の強烈なシュートをムスレラが弾いたボールに南野が走り込み、この日2点目をマークした。

 ウルグアイは75分に途中出場のホナタン・ロドリゲス(Jonathan Rodriguez)が1点を返したが、西野朗(Akira Nishino)前監督の下、W杯で16強入りして世界を驚かせた日本がこのまま逃げ切った。

 試合後、森保監督は「今後に向けて自信になる」と語り、来年1月の第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)に視線を向けた。「これまでのところ、選手たちは一丸となって良い仕事をしてくれている。チームとしてはまだまだ伸びしろがある」

 先月のコスタリカ戦、12日のパナマ戦でもゴールを記録している南野は「チームに貢献できてよかった。ゴールを決めるのが自分の仕事だし、もっとチャンスがもらえるようにやっていきたい」とコメントしている。(c)AFP