トランプ氏のツイート「大げさな誇張」、名誉棄損当たらず ポルノ女優の訴え棄却
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【10月16日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領とかつて不倫関係にあったと主張しているポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さんがトランプ氏を名誉毀損(きそん)で訴えていた裁判で、米ロサンゼルスの裁判所は15日、訴えを棄却した。
ダニエルズさんは、トランプ氏との関係を口外しないよう脅迫を受けたとの自身の主張にトランプ氏がツイッター(Twitter)ででっち上げだと反論したことを受け、今年に入ってトランプ氏を訴えていた。
裁判官は「問題のツイートは政治や一般の会話で一般的な『大げさな誇張』である」と指摘。「(言論の自由を定めた)合衆国憲法修正第1条(First Amendment)はこの種の誇張表現を保護している」とし、ダニエルズさんの訴えを退けた。
ダニエルズさん側は控訴する意向。ダニエルズさんは2016年の米大統領選直前に口止め料の名目でトランプ氏の弁護士から13万ドル(約1450万円)を受け取ったと主張しており、この件でもトランプ氏を訴えている。(c)AFP