【10月14日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)は13日、各地で試合が行われ、リーグD・グループ4のジブラルタルが、ヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)を擁するアルメニアに1-0で勝利し、欧州サッカー連盟(UEFA)加入以降続いていた公式戦22連敗を経て、初白星を飾った。

 ジブラルタルは50分のPKによる1点を守り切り、敵地エレバン(Yerevan)で勝ち点3を獲得した。試合前にはジブラルタル国歌ではなくリヒテンシュタイン国歌が流れるという運営側のミスがあったが、チームはそれにもめげずに勝利を挙げた。

 親善試合を含めると、これでジブラルタルは2014年のマルタ戦、2018年3月のラトビア戦に続いてUEFA加盟後3勝目。2013年に加盟を認められて以降、ジブラルタルは欧州選手権(UEFA Euro 2016)予選でポーランドに1-8と0-7、ドイツとアイルランドにそれぞれ0-7で敗れ、大敗が続いていた。また、W杯ロシア大会(2018 World Cup)予選のベルギー戦では、最大得点差となる0-9という黒星を喫している。(c)AFP