【10月17日 CNS】インターネットで人材サービスを展開する「前程無憂(51job)」はこのほど、2018年第3四半期の人材市場のビッグデータと人材募集の実態に基づき、中国の27主要都市の業界別、都市別給与を調査分析した「2018年第3四半期給与調査報告書」を発表した。

 それによると、全国平均月給は7847元(約12万7000円)。北京は1万740元(約17万4000円)で1位、上海が1万237元(約16万6000円)で2位。深セン(Shenzhen)と広州(Guangzhou)も9000元(約14万6000円)を超えた。その他の大都市の平均給与も安定的に上昇する傾向にあり、9都市が8000元(約13万円)を超えた。

 業界別で見ると、金融・投資・証券業が最高で1万389元(約16万8000円)。インターネットと不動産業の求人数は上昇傾向にあるが、平均月給は金融・投資・証券業より低い。日用消費財の業界は4位で8259元(約13万4000円)、教育・訓練業は8133元(約13万2000円)で最下位となっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News