【10月7日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは6日、第8節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はエリック・ダイアー(Eric Dier)のゴールでカーディフ・シティ(Cardiff City)に1-0で勝利した。

 3日に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)でFCバルセロナ(FC Barcelona)と対戦したトッテナムは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)に2得点を許すなどウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で2-4で敗れ、決勝トーナメント進出に黄信号がともった。

 この敗戦のショックを振り払ったトッテナムは、カーディフを退けて暫定3位に浮上した。カーディフのニール・ウォーノック(Neil Warnock)監督は試合前、トッテナムを封じるために10人のDFを起用したいと冗談を口にしていたが、前半8分に失点し作戦を実行しなかったことを後悔したかもしれない。

 ダビンソン・サンチェス(Davinson Sanchez)のヘディングシュートが相手DFのジョー・ベネット(Joe Bennett)に当たり、そのこぼれ球に詰めたダイアーは、クラブでは2017年4月以来となるゴールをマークした。

 カーディフは58分、ルーカス・モウラ(Lucas Rodrigues Moura da Silva)へのファウルでジョー・ラルズ(Joe Ralls)が退場となり10人となったが、ウォーノック監督はレッドカードを主張してトッテナムの選手が主審を取り囲んだ行為に怒りをあらわにした。

 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は「水曜日(3日)のバルセロナ戦のあとだったので、勝利することが最も重要だった。チャンスはたくさん作ったが試合を終わらせることができなかった」とコメントしている。

「私の見解では明らかにレッドカードだった。ニール・ウォーノックは不満を訴えることができるが、それは私の関与することではない」 (c)AFP/Steven GRIFFITHS